2014年 新春特集号

 ブログ「ビジネス算命学」に新春特集号の記事をホームページ上に掲載。
新春特集号記事は2014年1-3月の期間で12回の連載したものです。

2018年に世界を震撼させる金融大事件はまた起きる (2)

アメリカの教育習得期時代から経済確立期時代へ移行する2008年にリーマン・ショック。動乱混迷期時代から教育習得期時代へ移行する1998年にロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)のヘッジファンド破綻。
この二回の時代移行期間だけで金融大事件は終わらない。権力台頭期時代から動乱混迷期時代する1988年の一年前の1987年に世界同時株安となるブラックマンデーが起きる。このようにアメリカの時代移行期に世界を巻きこむ金融大事件が立て続けに起きている。
アメリカの時代が移行する年を覚えていなければいけない。十年サイクルで移行する時代の誤差1年以内に金融大事件が起きている。算命学の時空間論の時代サイクルに合わせて、金融が経済を揺るがす出来事が起きていっても過言ではない。
現在のアメリカは2008年から始まった経済確立期の時代の折り返し地点いる。経済確立期は名称通り経済の再構築の時代である。時代名称の通り、経済確立期の時代のアメリカ経済は順調となる。2013年末にダウ平均は史上最高値をつけた。
しかし現在(2014年)をバブルの始まりと捉えているエコノミストはペーパーマネーに支えられた経済システムの限界から2017年にバブル崩壊すると述べている。世界の金融に精通したコンサルタントと算命学の時空間理論が求めた結果とバブル崩壊の時期が一致している。アナログとデジタルの両方向から出した答えを無視することはできない。そのためにも市場が活況していることに浮かれているばかりではいけない。
バブルが弾けるとまた円安から円高へと逆戻りする。何事とも永遠というものはない。それ故に今年(2014年)から2016年のアメリカの経済動向を注視することが重要。経済に関する収集はメディアの情報を鵜呑みにしてはならない。その結果としてだまされることが多い。それに対して情報を提供する側は自己責任というばかりである。

  

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